香川県議会 2012-05-01
平成24年5月臨時会(第1日) 本文
もとより微力ではございますが、安全で安心できる
香川づくりに全力で取り組んでまいりたいと思いますので、議員の皆様方におかれましては、御指導、御鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。(拍手、降壇)
◯議長(
山本直樹君)
商工労働部長大津佳裕君。
(
商工労働部長大津佳裕君登壇)
◯商工労働部長(
大津佳裕君)四月一日付をもちまして
商工労働部長を拝命いたしました
大津佳裕でございます。
もとより微力ではございますが、本県経済の活性化に向けて、
誠心誠意全力で取り組んでまいります。
議員の皆様方におかれましては、御指導、御鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。(拍手、降壇)
◯議長(
山本直樹君)
土木部長細谷芳照君。
(
土木部長細谷芳照君登壇)
◯土木部長(
細谷芳照君)四月一日付をもちまして土木部長を拝命いたしました
細谷芳照でございます。
もとより微力ではございますが、
土木行政推進のために全力を尽くす所存でございますので、議員の皆様方におかれましては、御指導、御鞭撻、よろしくお願い申し上げます。(拍手、降壇)
◯議長(
山本直樹君)
観光交流局長岡 輝人君。
(
観光交流局長岡 輝人君登壇)
◯観光交流局長(岡 輝人君)四月一日付をもちまして
観光交流局長を拝命いたしました岡 輝人でございます。
本県の観光の振興、にぎわいの推進に向けまして、全力で取り組んでまいりたいと考えております。
議員の皆様におかれましては、御指導、御鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。(拍手、降壇)
◯議長(
山本直樹君)
水道局長丹 睦宏君。
(
水道局長丹 睦宏君登壇)
◯水道局長(丹 睦宏君)四月一日付をもちまして
水道局長を拝命いたしました丹 睦宏でございます。
もとより微力ではございますが、本県の
水道事業の運営に全力を尽くしてまいる所存でございますので、議員の皆様方におかれましては、御指導、御鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。(拍手、降壇)
◯議長(
山本直樹君)
病院局長泉川雅俊君。
(
病院局長泉川雅俊君登壇)
◯病院局長(
泉川雅俊君)四月一日付をもちまして
病院局長を拝命いたしました
泉川雅俊でございます。
もとより微力ではございますが、最適、最善、最新の医療の提供を目指しまして、全力で職務に取り組んでまいります。
議員の皆様方におかれましては、御指導、御鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。(拍手、降壇)
◯議長(
山本直樹君)
人事委員会事務局長高畠正博君。
(
人事委員会事務局長高畠正博君登壇)
◯人事委員会事務局長(
高畠正博君)四月一日付をもちまして
人事委員会事務局長を拝命いたしました
高畠正博でございます。
微力ではございますが、誠心誠意取り組んでまいります。
議員の皆様方におかれましては、御指導、御鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。(拍手、降壇)
◯議長(
山本直樹君)
労働委員会事務局長野崎孝三君。
(
労働委員会事務局長野崎孝三君登壇)
◯労働委員会事務局長(
野崎孝三君)四月一日付をもちまして
労働委員会事務局長を拝命いたしました
野崎孝三でございます。
微力ではございますが、労使関係の円滑化を図るため、全力で取り組んでまいる所存でありますので、議員の皆様方におかれましては、御指導、御鞭撻のほど、よろしくお願いを申し上げます。(拍手、降壇)
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出 席 議 員
山 本 直 樹 君 水 本 勝 規 君
山 下 昭 史 君 松 本 公 継 君
高 木 英 一 君 広 瀬 良 隆 君
白 川 容 子 君 山 本 悟 史 君
梶 正 治 君 森 裕 行 君
新 田 耕 造 君 佐 伯 明 浩 君
谷 久 浩 一 君 松 原 哲 也 君
氏 家 孝 志 君 都 築 信 行 君
樫 昭 二 君 村 上 豊 君
竹 本 敏 信 君 三 野 康 祐 君
十 河 直 君 香 川 芳 文 君
高 城 宗 幸 君 花 崎 光 弘 君
斉 藤 勝 範 君 西 川 昭 吾 君
大 山 一 郎 君 有 福 哲 二 君
砂 川 保 君 高 田 良 徳 君
綾 田 福 雄 君 白 井 昌 幸 君
尾 崎 道 広 君 鎌 田 守 恭 君
平 木 享 君 宮 本 欣 貞 君
辻 村 修 君 黒 島 啓 君
五所野尾 恭 一 君 山 田 正 芳 君
石 川 豊 君
欠 席 議 員
な し
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地方自治法第百二十一条による出席者
知 事 浜 田 恵 造 君
副 知 事 天 雲 俊 夫 君
病院事業管理者 小 出 典 男 君
政 策 部 長 西 原 義 一 君
総 務 部 長 荒 井 陽 一 君
環境森林部長 工 代 祐 司 君
健康福祉部長 川 部 英 則 君
商工労働部長 大 津 佳 裕 君
農政水産部長 川 池 秀 文 君
土 木 部 長 細 谷 芳 照 君
知事公室長 榎 本 典 昭 君
危機管理総局長 伊勢野 正 憲 君
観光交流局長 岡 輝 人 君
水 道 局 長 丹 睦 宏 君
会計管理者 西 村 隆 史 君
病 院 局 長 泉 川 雅 俊 君
教育委員会 藤 村 育 雄 君
委 員 長
教 育 長 細 松 英 正 君
公安委員会委員 川 東 祥 次 君
警察本部長 藤 本 隆 史 君
代表監査委員 仲 山 省 三 君
監 査 委 員 高 徳 敏 弘 君
事 務 局 長
人事委員会 桑 城 秀 樹 君
委 員 長
人事委員会 高 畠 正 博 君
事 務 局 長
労働委員会 野 崎 孝 三 君
事 務 局 長
政策部次長 羽 白 淳 君
─────────────────────────────
議 事 日 程(第一号)
平成二十四年五月二日(水)午前十時開議
第 一
会議録署名議員の指名
第 二 会期決定の件
第 三 議席の一部変更の件
第 四 閉会中
継続調査事件
第 五
議長辞職の件
第 六 副
議長辞職の件
第 七
議会運営委員会委員及び同
正副委員長選任の件
第 八
常任委員会委員及び同
正副委員長選任の件
第 九
特別委員会委員及び同
正副委員長辞任の件
第 十 議案第一号
専決処分事項の承認について(香川県税条例の一部を
改正する条例)
第 十一 議員派遣の件
─────────────────────────────
◯議長(
山本直樹君)ただいまから、平成二十四年五月
香川県議会臨時会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。
本日の日程は、配布のとおりであります。
日程に入るに先立ちまして、諸般の報告をいたします。
職員に朗読させます。
(職員朗読)
諸般の報告
一、平成二十四年四月十七日をもって、石川 豊君から、「元気な香川をつく
る会」を解消し、「
香川県議会自由民主党議員会」に入会した旨の所属会
派変更届を、また、高木英一君から、「新世紀香川」を解消し、「香川県
議会自由民主党議員会」に入会した旨の
所属会派変更届を、それぞれ受理
いたしました。
一、知事から、
地方自治法第百四十九条の規定に基づく議案一件を受理いたし
ました。
一、知事から、
地方自治法第百八十条の規定に基づく
専決処分報告二十五件を
受理いたしました。
一、
監査委員から、
地方自治法第百九十九条及び第二百三十五条の二の規定に
基づく報告五件を受理いたしました。
一、本日付をもって、
議長山本直樹君から、同日付をもって副
議長水本勝規君
から、それぞれ議長及び副
議長辞職願が提出されました。
一、本日付をもって、
行財政改革推進特別委員会、
総合防災対策特別委員会及
び公共交通・
地域再生特別委員会の委員及び
正副委員長全員から、辞任願
が提出されました。
一、
会議規則第百二十五条の規定に基づき、平木 享君外一名から「香川県シ
ンガポールトップセールス」の
議員派遣申請書が提出されました。
◯議長(
山本直樹君)以上で諸般の報告を終わります。
─────────────────────────────
◯議長(
山本直樹君)日程第一、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、
会議規則第七十八条の規定により、議長において指名いたします。
山下昭史君、谷久浩一君、梶 正治君の三名を指名いたします。
─────────────────────────────
◯議長(
山本直樹君)次に、日程第二、会期決定の件を議題といたします。
お諮りいたします。
今期臨時会の会期は、本日一日といたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(
山本直樹君)御異議なしと認めます。
よって、会期は、本日一日と決定いたしました。
─────────────────────────────
◯議長(
山本直樹君)次に、日程第三、議席の一部変更の件を議題といたします。
会議規則第二条第三項の規定により、議席の一部を、お手元に配布の一部
変更議席表のとおり変更いたします。
┌──────┐
│石川 豊 │
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│森 裕行
││三野康祐 ││高田良徳 ││山田正芳 │
├──────┤├──────┤├──────┤├──────┤
│梶 正治
││竹本敏信 ││砂川
保 ││五
所野尾恭一│
├──────┤├──────┤├──────┤├──────┤
│山本悟史 ││村上 豊
││有福哲二 ││黒島 啓 │
└──────┘└──────┘└──────┘└──────┘
┌──────┐┌──────┐┌──────┐┌──────┐
│白川容子 ││樫 昭二
││大山一郎 ││辻村 修 │
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│広瀬良隆 ││都築信行 ││西川昭吾 ││宮本欣貞 │
├──────┤├──────┤├──────┤├──────┤
│高木英一 ││氏家孝志 ││斉藤勝範 ││平木 享 │
├──────┤├──────┤├──────┤├──────┤
│松本公継 ││松原哲也 ││花崎光弘 ││鎌田守恭 │
└──────┘└──────┘└──────┘└──────┘
┌──────┐┌──────┐┌──────┐┌──────┐
│山下昭史 ││谷久浩一 ││高城宗幸 ││尾崎道広 │
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│水本勝規 ││佐伯明浩 ││香川芳文 ││白井昌幸 │
├──────┤├──────┤├──────┤├──────┤
│山本直樹 ││新田耕造 ││十河 直
││綾田福雄 │
└──────┘└──────┘└──────┘└──────┘
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◯議長(
山本直樹君)次に、日程第四、閉会中
継続調査事件を議題といたします。
本件に関し、各
常任委員長の報告を求めます。
総務常任委員長宮本欣貞君。
(
宮本欣貞君登壇、拍手)
◯宮本欣貞君 総務委員会の閉会中における審査の経過及び結果について、その概要を御報告いたします。
本委員会は、昨年の五月臨時会以降、閉会中の
調査事件として、
水資源対策の推進、青少年の
健全育成及び
交通事故抑止対策の推進を取り上げ、九月定例会におきまして、中間的にその検討経過の概要を御報告申し上げたところであります。
本委員会は、その後も引き続き現地視察を実施するとともに、去る四月十七日の委員会におきましては、これまでの視察結果を踏まえ、鋭意審査を行ったのであります。以下、その概要について御報告を申し上げます。
まず第一点は、
水資源対策の推進についてであります。
近年の気候変動に伴う少雨化などにより、
香川用水の取水制限が頻発化するなど、本県の水事情は今後も厳しいものと予想されております。
このため、昨年七月に策定した香川県
総合水資源対策大綱二〇一一では、水の循環利用の促進や節水意識の高揚を初めとする各種施策により総合的に
水資源対策を実施していくこととしております。
そこで、水の
有効利用や節水を促進するための取り組みについて、理事者の見解をただしたのであります。
これに対して理事者は、八月の
節水ウイークにおける県民参加の節水の実践を初め、
節水副読本の配布や
香川用水の水源巡りの旅事業の実施、
啓発用DVDの配布などにより節水教育を推進するほか、
大型建築物への
雑用水利用施設の設置指導などにより、水の
有効利用等の理解増進に努めているところである。
今後は、県民や
県内事業者の役割や雑用水の利用施設の設置促進などを盛り込んだ水の
有効利用及び節水の促進に関する条例の制定に向けた検討を進めるなど、市町と連携して、
水循環型社会の構築に積極的に取り組んでまいりたいとの答弁がなされたのであります。
第二点は、青少年の
健全育成についてであります。
本県では、児童生徒による暴力行為や
万引き件数が
全国ワースト一位であり、いじめ、ひきこもりなど、青少年が抱える問題が複雑・多様化する中、青少年を取り巻く環境は非常に厳しくなっております。
そのため、県では、かがわ
青少年育成支援ビジョンを策定し、県民が一体となった健全な青少年の育成を図ろうとしております。
そこで、このビジョンの推進に向けた取り組みについて、理事者の見解をただしたのであります。
これに対して理事者は、みんなで子どもを育てる県民運動をより一層推進するとともに、暴力やいじめなどの相談・支援機関を一覧にした
若者自立支援マップの
県内全戸配布やホームページへの掲載など周知啓発を図ってまいりたい。
さらに、
若者自立支援ネットワーク等との連携を強化するなど、支援体制の充実を図るとともに、新たに
青少年育成支援ネットワークの形成に向けた研修講座の開催やコーディネーターの養成なども実施してまいりたい。
また、施策の方向や展開は広範囲にわたっており、
教育委員会や警察を初め関連機関との連携が重要であることから、全庁的な取り組みを進めるとともに、
青少年問題協議会において各施策の進捗状況をチェックするなど、ビジョンの実効性の確保に努めてまいりたいとの答弁がなされたのであります。
第三点は、
高齢者交通事故抑止対策についてであります。
本県における平成二十三年中の
交通事故死亡者数は七十六人のうち四十三人が高齢者であり、高齢者が事故の第一当事者になる可能性は非常に高くなっております。
そこで、意識啓発を含めた高齢者の
交通事故抑止対策について、理事者の見解をただしたのであります。
これに対して理事者は、
交通安全教育として、
高齢者交通安全アドバイザーによる
高齢者世帯訪問活動のほか、DVDを活用した視覚に訴える安全教育や反射材の普及促進を行うこととしている。
また、
運転者対策として、本県独自の取り組みの
シルバー学級の受講促進を図るとともに、
参加者自身の走行映像をもとに専門家が安全運転の指導を行う
高齢ドライバーズスクールを開講し、安全意識の醸成に努めてまいりたい。
さらに、夜間でも見やすい高輝度の道路標識や
自転車利用者にもわかりやすい表示板の設置などを進め、高齢者が安全に利用できる交通環境の整備を促進してまいりたいとの答弁がなされたのであります。
このほか、
水道事業の広域化、
青少年健全育成のための
リーダー育成、
交通事故多発要因の調査等々についても、意見、要望を交えながら、理事者の見解をただしたのであります。
以上のような審査過程を経た後、付託されました本
調査事件は終局すべきものと決した次第であります。
これをもって
総務委員会の報告を終わります。(拍手、降壇)
◯議長(
山本直樹君)
環境建設常任委員長山田正芳君。
(山田正芳君登壇、拍手)
◯山田正芳君
環境建設委員会の閉会中における審査の経過及び結果について御報告をいたします。
本委員会は、昨年の五月臨時会以降、閉会中の
調査事件として、
野生鳥獣対策及び道路・
都市計画行政を取り上げ、九月定例会におきましては、中間的にその検討経過を御報告したところであります。
本委員会では、その後も引き続き現地視察を実施した後、去る四月十日、これまでの視察結果を踏まえて審査を行ったのであります。以下、その概要について御報告を申し上げます。
まず第一点は、
狩猟免許所持者の現状についてであります。
県内では、イノシシやニホンザルなどによる被害が多発しております。その被害は中山間地域から里山地帯へと拡大しており、侵入防止、環境管理、捕獲を三本柱にした総合的な対策が求められておるところであります。
そこで、捕獲に従事する
狩猟免許所持者の現状と捕獲技術の向上について、理事者の見解をただしたのであります。
これに対して理事者は、本県の
狩猟免許所持者は、昭和五十三年度をピークに減少傾向に入っている。高齢化も進み、近年では登録者数も千五百人を下回っている。また、六十歳以上が全体の約六五%を占めるなど、若い世代の育成が喫緊の課題となっている。
このため、
わな猟免許の試験の開催回数をふやすとともに、土曜、日曜に開催するなど、利便性の向上に努めた結果、平成二十三年度は新たに百九十人が免許を取得、そのうち約半数が五十歳代以下とやや若返りが図られたものと考えている。
また、先般、高松市と三豊市で
ベテランハンターを講師に招いた研修会を開催したが、今後とも、こういった機会を通じ、捕獲技術の向上にも努めてまいりたいとの答弁がなされたのであります。
第二点は、
高松自動車道の四車線化についてであります。
高松自動車道の
高松東インターチェンジから
鳴門インターチェンジまでの約五十二キロは、現在、暫定二車線区間となっております。しかしながら、年々その交通量は増加の一途をたどり、対面通行による
交通事故や渋滞が発生しております。
このため、これまで国などに対し四車線化を強く要望してきたところでありますが、このたび、今年度からの四
車線化事業が決定いたしました。
そこで、この事業の
完成見込みについて、理事者の見解をただしたのであります。
これに対して理事者は、必要な手続を行った後、事業着手となるが、完成までには大体十年ぐらいかかると予想される。しかしながら、今回の場合は用地取得が既に完了していることから、通常よりも早くできるものと聞いている。
高松自動車道の四車線化は、
交通事故の防止、渋滞対策、あるいは災害時の
緊急輸送路としての機能確保など、県民生活に欠くことのできない重要な事業と考えている。したがって、一日も早く完成するよう強く要望してまいりたい。また、地元業者の受注機会の確保についても十分配慮がなされるよう、あわせて要望してまいりたいとの答弁がなされたのであります。
このほか、ニホンジカの被害対策、高松市丸亀町商店街G街区再開発事業の進捗状況、街路整備の必要性等々についても、意見、要望を交えながら、理事者の見解をただしたのであります。
以上のような審査過程を経た後、付託されました本
調査事件につきましては終局をすべきものと決した次第であります。
これをもって
環境建設委員会の報告を終わります。(拍手、降壇)
◯議長(
山本直樹君)文教厚生
常任委員長香川芳文君。
(香川芳文君登壇、拍手)
◯香川芳文君 文教厚生委員会の閉会中における審査の経過及び結果について、その概要を御報告いたします。
本委員会は、昨年の五月臨時会以降、閉会中の
調査事件として、障害者の自立支援、地域の活性化を目指した文化財の活用を、さらに六月定例会以降、新県立中央病院についてを取り上げ、九月定例会におきましては、中間的にその検討経過の概要を御報告申し上げたところであります。
本委員会は、その後も引き続き現地視察を実施するとともに、去る四月十六日の委員会におきましては、これまでの視察結果等を踏まえ、鋭意審査が行われたのであります。以下、その概要について御報告を申し上げます。
まず第一点は、障害者虐待防止対策についてであります。
障害者虐待防止法が昨年六月に成立し、国等の責務、虐待を受けた障害者に対する保護及び自立支援、養護者に対する支援のための措置等が定められ、ことしの十月から施行されます。
障害者に対する虐待は、障害者の尊厳を害するものであり、虐待の防止は、障害者の自立と社会参加を図る上で極めて重要であります。
そこで、同法の施行に当たり、体制の整備などの取り組みについて、理事者の見解をただしたのであります。
これに対して理事者は、これまで市町や障害者相談支援事業所等に対し研修会や説明会を行い、虐待防止法の周知に努めるとともに、市町や事業所、警察、労働局等関係機関との情報交換を行うなど、虐待防止に関する体制の構築に努めてきたところである。
今後は、市町に対し障害者虐待防止センターなどの障害者の権利擁護に係る体制の整備を促すとともに、県においても障害者権利擁護センターの設置に向け準備を進めることとしている。法律の施行に向け、市町を初め関係機関との連携を一層強化し、障害者の虐待防止に向けて取り組んでまいりたいとの答弁がなされたのであります。
第二点は、新中央病院の防災対策についてであります。
去る三月三十一日に開催された内閣府設置の南海トラフの巨大地震モデル検討会において、震度分布及び津波高の推計が公表され、高松市における最大津波高は四・五メートル、最大震度が震度六強とされております。
そこで、この発表による新中央病院の防災対策への影響について、理事者の見解をただしたのであります。
これに対して理事者は、最大津波高については、各市町の中で五十メートルメッシュ単位で最大値となった数値を公表したもので、内閣府に確認したところ、高松港では三・二メートルであり、新中央病院防災対策検討会議で出された高松港の津波シミュレーションの二・九メートルとおおむね同程度であると考えている。
新中央病院については、追加防災対策として建物地盤高を四・三メートルまでかさ上げし、また、震度六強に対応できる免震構造を採用しているため、内閣府が公表した推計結果についても、この追加防災対策で対応できるものと考えているとの答弁がなされたのであります。
第三点は、登録有形文化財の活用についてであります。
香川県は全国でも登録有形文化財の建造物が多く、これらは地域の繁栄の歴史を物語るものであり、本県の貴重な財産であるとともに、観光客を誘致する資源の一つでもあります。
そこで、建造物など登録有形文化財の活用方法について、理事者の見解をただしたのであります。
これに対して理事者は、本県では三百五十七件の建造物が登録されており、全国で五番目の多さである。登録有形文化財の活用例としては、小豆島町の旧しょうゆ醸造工場のマルキン記念館がしょうゆづくりの展示場として利用され、旧宇多津町農業協同組合倉庫のこめっせ宇多津がギャラリーとして利用されているほか、東かがわ市引田のかめびし事務室などが観光のまち歩きコースの中に組み入れられ、県内外から多くの見学者が訪れている。
また、にぎわいづくりにつなげる活用として、丸亀市本島が瀬戸内国際芸術祭二〇一三の会場の一つとなることから、笠島重要伝統的建造物群保存地区がにぎわいづくりに役立つよう、地元丸亀市などとの連携を図っていくこととしている。
今後とも、これら文化財が有効な観光資源として生かされるよう観光部局とも連携を図り、にぎわいづくりにつなげてまいりたいとの答弁がなされたのであります。
このほか、発達障害者への支援、工賃増額に向けた取り組みの支援、精神障害者の地域移行、障害者数の増加の要因、埋蔵文化財の発掘成果の活用、文化財の防災対策と東日本大震災への対応、高松城披雲閣の開放等々についても、意見、要望を交えながら、理事者の見解をただしたのであります。
以上のような審査過程を経た後、付託されました本
調査事件は終局すべきものと決した次第であります。
これをもって文教厚生委員会の報告を終わります。(拍手、降壇)
◯議長(
山本直樹君)経済
常任委員長十河 直君。
(十河 直君登壇、拍手)
◯十河 直君 経済委員会の閉会中における審査の経過及び結果について、その概要を御報告いたします。
本委員会は、昨年五月臨時会以降、閉会中の
調査事件として、雇用の確保・拡大について及び特色ある農畜産物の生産振興と販路開拓についてを取り上げ、九月定例会におきまして、中間的にその検討経過の概要を御報告申し上げたところであります。
本委員会は、その後も引き続き現地視察を実施するとともに、去る三月二十八日の委員会におきましては、これまでの視察結果等を踏まえ、鋭意審査が行われたのであります。以下、その概要について御報告申し上げます。
まず第一点は、香川県就職サポートセンターについてであります。
リーマンショック以降、県内の厳しい雇用失業情勢に対応し、雇用の確保・拡大を図る必要があることから、県においては、緊急雇用創出基金やふるさと雇用再生特別基金を活用して、新規学卒者の円滑な就職や離職者などの再就職支援に取り組んでおります。
今後、県内求職者の方々にも積極的に就職へ向けた支援を行うため、香川県人材Uターンセンターを香川県就職サポートセンターに改め四月から運営することとしております。
そこで、同センターの運営開始の経緯や準備状況について、理事者の見解をただしたのであります。
これに対して理事者は、平成二十三年度に県内企業約一万社を訪問して新規求人意向調査を実施した結果、職業紹介について、学生や県外の求職者だけではなく県内の求職者にも拡大して対応するとともに、センターを本庁舎十四階から一階に移転し、県民の利便性を高めてまいりたい。
また、職業相談員と連携して求人開拓や職業紹介などのアドバイスができる人材採用コーディネーター三名を新たに配置することとしている。
これらにより、企業の事業内容や企業が求めている具体的な人物像を把握した上で、企業と求職者との満足度の高いマッチングに取り組んでまいりたいとの答弁がなされたのであります。
第二点は、オリーブの生産振興についてであります。
本県のシンボルであるオリーブは、日本一の栽培面積を誇り、オリーブの新漬けや化粧品などのオリーブ製品、また、オリーブ飼料を与えたオリーブハマチやオリーブ牛などの生産を行っております。
新漬け用、オイル用ともに需要が伸びており、オリーブ牛も関西のみならず全国に向けた販路開拓と消費拡大に取り組んでいます。
今後、オリーブ関連製品の拡大のためには、オリーブの栽培面積の拡大が必要不可欠であります。
そこで、オリーブの生産拡大に向けた取り組みについて、理事者の見解をただしたのであります。
これに対して理事者は、平成二十二年の栽培面積は前年より十七ヘクタール増加し百十九ヘクタールであり、平成二十四年においては、農業者や農外企業を対象に、耕作放棄地などを活用して、県内全域でさらに十ヘクタールの生産拡大を目指してまいりたい。
また、全国で唯一のオリーブの試験研究機関である農業試験場小豆オリーブ研究所では、低コスト・省力化栽培の推進や特徴ある品種の選定、栽培技術の向上などに取り組むこととしている。
今後とも、関係機関と密接に連携し、オリーブと言えば香川県というイメージが損なわれないよう、これまで以上に生産振興やPRに努めてまいりたいとの答弁がなされたのであります。
このほか、ニート対策、ワーク・ライフ・バランス、経済・雇用の将来の指針、おいでまいの生産振興、野菜の生産振興等々についても、意見、要望を交えながら、理事者の見解をただしたのであります。
以上のような審査過程を経た後、付託されました本
調査事件は終局すべきものと決した次第であります。
これをもって経済委員会の報告を終わります。(拍手、降壇)
◯議長(
山本直樹君)次に、
行財政改革推進特別委員会、
総合防災対策特別委員会及び公共交通・
地域再生特別委員会の各委員長から、報告いたしたい旨の申し出がありますので、これを許可いたします。
行財政改革推進特別委員長斉藤勝範君。
(斉藤勝範君登壇、拍手)
◯斉藤勝範君
行財政改革推進特別委員会の審査の経過及び現在までの検討結果について、その概要を御報告いたします。
少子高齢化の急速な進行や人口の減少、雇用環境の悪化に加え、東日本大震災を踏まえた防災対策の強化が求められるなど、県庁を取り巻く環境は大きく変化してきており、複雑・多様化する県民ニーズに適切かつ効率的に対応するためには、県の組織や事務事業について絶えず見直しを行い、行財政改革を推進していく必要があります。
そのため、県では、平成二十三年に策定した香川県行財政改革基本指針のもと、これまでの量中心の改革から効率的・効果的な施策展開を図るための組織の構築や職員のより一層の精鋭化など質を中心とした改革に力点を移して行財政改革に取り組み、質の高い県民サービスの提供を目指しております。
このような中、本委員会は、県民の負託にこたえ得る行財政改革の確立を目指して、昨年五月臨時会以降、県総合運動公園、県中讃保健福祉事務所などを視察するとともに、二回にわたり鋭意審査を行ったのであります。
以下、その概要について御報告を申し上げます。
まず第一点は、安心できる
香川づくりに向けた組織の改革についてであります。
県では、せとうち田園都市香川創造プランの基本方針のうち安心できる
香川づくりを推進し、安全・安心な暮らしを実現するため、平成二十四年度の組織改正において、
危機管理体制の強化を図ることとしております。
そこで、組織体制の強化の具体的な内容について、理事者の見解をただしたのであります。
これに対して理事者は、東日本大震災を踏まえ、原子力事故への対応も含めた
危機管理体制の強化を図るため、防災局を改組して知事直近下位の組織として
危機管理総局を設置し、
危機管理課とくらし安全安心課の二課体制とする。
危機管理課の機能強化については、予測できない危機事象について初動対応を行うとともに、原子力災害が発生した場合には、主たる所管課としての初動対応と庁内各課が実施する対策の総合調整を行う。
東南海・南海地震対策としては、国の被害想定などの検討結果を踏まえて、全県的な地震・津波の被害想定を見直すため、新たに南海地震対策グループを設置することとしている。
くらし安全安心課については、これまで複数の部局に分かれていた県民生活の安全・安心に係る組織を一元化するものであり、交通安全対策を交通政策課から移管し、
全国ワーストの交通死亡事故抑止の取り組みを警察本部と連携を図りながら進めるとともに、消費生活行政の業務を県民活動・男女共同参画課から、犯罪のない安全で安心なまちづくり業務を警察本部から移管するなど、関係部局と緊密な連携のもと、全庁的かつ総合的に推進していくこととしている。
これら
危機管理体制の強化や業務の一元化により、安心できる
香川づくりを推進してまいりたいとの答弁がなされたのであります。
第二点は、複線型人事管理の推進についてであります。
質の高い県民サービスの提供のためには、専門能力の向上など職員一人一人の質を高めていくことが最大の課題であります。
そこで、平成二十四年度から導入する複線型人事管理制度の内容と運用方法について、理事者の見解をただしたのであります。
これに対して理事者は、複線型人事管理制度は、職員みずからの希望によりスペシャリストとしてキャリア選択も可能とするものであり、行政ニーズが多様化、複雑・高度化していく中で、特に専門知識や経験が必要とされる困難業務等の分野に導入し、通常三年から四年の人事異動サイクルを八年程度に延ばすことにより、その職員のより一層の専門化を図ろうとするものである。
平成二十四年度では、募集した四分野のうち応募のあった情報、税務、県産品振興の三分野において、応募者のこれまでの業務経験や資格、実績等を踏まえて任用を検討している。また、二十五年度以降については、対象となる分野の拡充を検討してまいりたいとの答弁がなされたのであります。
このほか、移住・交流施策の充実、職員報奨制度の見直し、総人件費の抑制、県民から信頼される行政運営、中国上海における県職員の配置、土地開発公社の解散、グループ制の見直し等々についても、意見、要望を交えながら、理事者の見解をただしたのであります。
終わりに、極めて厳しい社会情勢のもと、郷土香川の発展のため、質の高い県民サービスの提供を目指し、さらなる行財政改革の推進に関係各位の不断の努力をお願い申し上げまして、
行財政改革推進特別委員会の中間報告を終わります。(拍手、降壇)
◯議長(
山本直樹君)総合防災対策特別委員長大山一郎君。
(大山一郎君登壇、拍手)
◯大山一郎君 総合防災対策特別委員会における審査の経過及び現在までの検討結果について、その概要を御報告いたします。
昨年三月十一日に発生した東北地方太平洋沖地震は、日本における観測史上最大規模のマグニチュード九・〇、最大震度七を記録し、震度六弱以上が東日本の広い範囲で記録されるとともに、十メートルを超える大津波が太平洋沿岸を襲い、東日本の広大な範囲に未曾有の被害をもたらしました。
地震の揺れや液状化現象、地盤沈下などにより各種ライフラインが寸断され、震災による死者・行方不明者は約一万九千人、建物の全半壊は三十八万戸以上、ピーク時の避難所生活者は四十万人以上にも上りました。
県においては、震災直後の昨年四月に香川県地域防災計画の見直しに着手し、去る二月には香川県防災会議において計画が修正され、また、新県立中央病院の津波・液状化対策など東日本大震災を受けた新たな防災対策が鋭意行われているところであります。
このような状況の中、本委員会は、津波・液状化対策及び大型災害時における医療体制を調査事項として取り上げ、昨年五月臨時会以降、新県立中央病院の建設予定地、高松港耐震強化岸壁及び坂出回生病院などを視察したほか、震災の被害を受けた浦安市や鹿島港を視察し、災害時の状況等を聴取するとともに、これまでの視察結果等を踏まえ、三回にわたり鋭意審査を行ったのであります。以下、その概要について御報告申し上げます。
まず第一点は、津波対策についてであります。
視察を行った茨城県の鹿島港では、高さ五・七メートルの津波の襲来により、大量の土砂が港内や航路に堆積したため、港湾施設や航路の使用に障害を来したほか、約六平方キロメートル、二千三百世帯以上が浸水し、市民生活や企業活動に重大な影響が生じております。
また、内閣府の南海トラフの巨大地震モデル検討会では、これまでの想定を超える規模で大地震が起きる可能性があることを明らかにしております。
そこで、南海トラフで最大級の地震が起きた場合の地震・津波被害をどう想定するのか、理事者の見解をただしたのであります。
これに対して理事者は、内閣府の検討会では、想定震源域は讃岐山脈付近にまで拡大し約十一万平方キロメートル、地震の規模は暫定値でマグニチュード九・〇とされている。
県では、県、市町の防災対策の基礎資料とするため、国の最新の科学的知見やデータを入手して、震度分布図、液状化危険度予想図や津波浸水予想図を作成し、人的被害や建物被害なども市町別での算出を行うなど、詳細な被害想定調査を実施し、平成二十四年度内を目途に調査結果を取りまとめたいとの答弁がなされたのであります。
第二点は、液状化対策についてであります。
千葉県浦安市では、しゅんせつ土により造成した地域のほぼ全域で液状化現象が発生し、道路では土砂が噴出しマンホールが浮上するなど通行障害が発生するとともに、液状化による地盤沈下で約三千七百棟の建築物が半壊以上の被害を受け、市民生活に大きな支障が生じております。
そこで、現在整備中の新県立中央病院の建設場所も埋立地であり、大地震発生時には液状化現象が懸念されることから、その具体的な対策について、理事者の見解をただしたのであります。
これに対して理事者は、液状化対策工事として、新中央病院の建物部分に加え、建物の周囲や来客用駐車場の地盤改良を行うなどの追加防災対策を実施することとしている。
また、病院へのアクセス道路については、液状化対策工法の検討や地質調査を実施しており、液状化対策工法の決定後、国道十一号までの約一キロメートルのうち約五百メートルの臨港道路部分について、早期に工事に着手したいとの答弁がなされたのであります。
第三点は、大型災害時における医療体制についてであります。
地震・津波、台風等の災害発生時においては、通常の医療体制では被災者に対する適切な医療を確保することが困難になることが想定されます。
そこで、このような状況下での災害拠点病院の役割について、理事者の見解をただしたのであります。
これに対して理事者は、災害拠点病院は二次医療圏ごとに原則一カ所整備することとされ、現在、県内では八病院が指定されており、二十四時間の緊急対応が可能で、災害発生時には被災地内の傷病者等の受け入れや搬出が可能な体制を有している。
また、被災地からの傷病者の受け入れの拠点になるとともに、消防機関と連携した医療救護班の派遣体制を有しており、重症患者を速やかに医療機関で受け入れることができる初動態勢をとっていきたいとの答弁がなされたのであります。
このほか、防災行政無線の整備、船舶の漂流防止対策、民間住宅の耐震化、発災時における物資の搬送体制の確保、防災情報、津波防災地域づくり、新中央病院への船を活用したアクセス等々についても、意見、要望を交えながら、理事者の見解をただしたのであります。
終わりに、南海トラフ巨大地震モデルによる震度、津波高等の推計に用いられた詳細なデータの提供を国に求め、県議会や県地震・津波被害想定調査委員会等での議論に反映させ、防災の視点だけではなく、
減災の観点からも対策を講じるよう関係各位のより一層の御尽力をお願い申し上げまして、総合防災対策特別委員会の中間報告を終わります。(拍手、降壇)
◯議長(
山本直樹君)公共交通・地域再生特別委員長三野康祐君。
(三野康祐君登壇、拍手)
◯三野康祐君 公共交通・
地域再生特別委員会の審査の経過及び結果について、その概要を御報告いたします。
近年、市街地の外延化、大規模商業施設の郊外立地等により、駅からの徒歩圏内の人口が減少する一方で、公共交通の空白地帯やサービス水準の低い地域で人口増加が見られ、電車やバスの輸送人員が大きく減少するなど、公共交通は大きな影響を受けております。
そのような中、輸送力や定時性にすぐれた鉄道を中心に、バス等との乗り継ぎ機能を高め、利便性と結節性にすぐれた県全体の公共交通ネットワークを構築することが大変重要であります。
また、最近の観光スタイルは、価値観の多様化や社会構造の変化などを背景に、家族や友人等の少人数での参加・体験型による旅行が増加しており、人口減少と少子高齢化の中で観光による交流人口の拡大を図るためには、地域性豊かな文化や食など付加価値の高い体験を発信・実施する着地型観光の促進による地域の観光資源の強化・創造への取り組みが必要であります。
このような観点から、本委員会では、県全体の地域公共交通ネットワークの利便性と結節性の向上及び地域の資源を活用した交流の促進を調査事項として取り上げ、昨年の五月臨時会以降、高松琴平電気鉄道株式会社学園通り駅及び空港通り駅、小豆島オリーブバス株式会社、観音寺市内路地裏味めぐり、中山農村歌舞伎、福井鉄道株式会社などを視察するとともに、去る四月十三日には、これまでの視察結果等を踏まえ、鋭意審査を行ったのであります。以下、その概要について御報告を申し上げます。
まず第一点は、地域公共交通ネットワークの強化についてであります。
地域公共交通ネットワークは、長い年月をかけて整備・蓄積されており、地域の実情により異なっていることから、それぞれの市町と県との連携が重要であります。
また、本県では、鉄道を中心に駅などにおいてバスや自動車との乗り継ぎ機能を高める中で、利便性と結節性にすぐれた交通ネットワークづくりを進めております。
そこで、地域公共交通ネットワークの強化に当たり、県の役割や支援策について、理事者の見解をただしたのであります。
これに対して理事者は、国の支援策の見直しを受け、地域公共交通確保維持改善協議会において、現在のバス交通の確保策等を検討しており、この議論の中で、既存の市町が運行するバス交通について、幹線ネットワークをつないだり、補完する系統として強化できるよう、県として改善や見直しを図る必要があるとの指摘を受けており、今年度中に県としての対応策をまとめてまいりたい。
新駅の整備や社会実験等への支援を含めた補助金の総合メニュー化についても、交通事業者や市町の取り組み促進につながると期待できることから、平成二十五年度以降の実施に向けて検討してまいりたい。
今後とも、地域公共交通は県民生活や経済活動に不可欠な社会基盤であることから、基幹的な交通は県が中心となり、地域に密着した交通は市町が基本に、交通事業者や市町と密接に連携しながら、地域公共交通ネットワークの強化に取り組んでまいりたいとの答弁がなされたのであります。
第二点は、地域の資源を活用した着地型観光の推進についてであります。
県では、地域住民等と連携して参加・体験のまちづくり型観光の推進に積極的に取り組んでおります。今年度は「うどん県を歩く」をキャッチフレーズに全県下でまち歩きが展開されるとともに、大河ドラマ「平清盛」関連のコースも新設されると聞いております。
そこで、うどん県ブームや大河ドラマを活用するなど、地域の資源や文化財を活用した観光の促進について、理事者の見解をただしたのであります。
これに対し理事者は、平成十六年度からまちづくり型観光の推進に取り組んでおり、平成二十一年度には、その集大成として「〇九香川まちめぐり てくてくさぬき」を実施するなどにより、年間を通じてさまざまなまち歩き観光を展開しているところである。
本年度は、さぬき市合併十周年記念事業の「ルンルン♪上がり三か寺逆打ち遍路」や農村歌舞伎が楽しめる「東谷時間旅行」のほか、NHK大河ドラマ「平清盛」を活用した「崇徳上皇の足跡をたどってみませんか」など新たに二十七のコースが加わるとともに、十コースがリニューアルされ、全八十七コースを取りそろえている。
また、重要文化財の金丸座において「さぬき歌舞伎まつり」を開催を予定しているなど、文化財も観光資源として活用したいと考えている。
さらに、専門分野のアドバイザーを派遣して事業化や人材育成への支援を行うとともに、情報誌「てくてく通信」の発行や県の観光情報サイト「うどん県旅ネット」にまち歩き特集を組むなど効果的な情報発信を行い、市町や関係団体と協力・連携しながら、一層の発展に取り組んでまいりたいとの答弁がなされたのであります。
このほか、今後の新駅の整備、コミュニティーバス、駅のバリアフリー、うどん県公式パスポート、「ART SETOUCHI」の取り組みやPR等々についても、意見、要望を交えながら、理事者の見解をただしたのであります。
終わりに、本県を取り巻く社会経済状況は依然として厳しい中、利便性と結節性にすぐれた地域公共交通ネットワークの構築及び地域の資源を活用した交流の促進が図られるよう、今後とも関係各位のより一層の御尽力をお願い申し上げまして、公共交通・
地域再生特別委員会の中間報告を終わります。(拍手、降壇)
◯議長(
山本直樹君)以上で委員長報告を終わります。
─────────────────────────────
◯議長(
山本直樹君)副議長、議長席にお着きを願います。
(議長退席、副議長着席)
◯副議長(水本勝規君)次に、日程第五、
議長辞職の件を議題といたします。
地方自治法第百十七条の規定により、
山本直樹君を除斥いたします。
(
山本直樹君退場)
◯副議長(水本勝規君)職員に辞職願を朗読させます。
(職員朗読)
平成24年5月2日
香川県議会副議長 水 本 勝 規 殿
香川県議会議長 山 本 直 樹
辞 職 願
今般、一身上の都合により議長を辞職したいから、許可されるよう願い出
ます。
─────────────────────────────
◯副議長(水本勝規君)お諮りいたします。
山本直樹君の議長の辞職を許可することに賛成の諸君の御起立を求めます。
(賛成者起立)
◯副議長(水本勝規君)起立多数、よって、
山本直樹君の議長の辞職を許可することに決しました。
山本直樹君の除斥を解きます。
(
山本直樹君入場)
◯副議長(水本勝規君)この際、前
議長山本直樹君のごあいさつがあります。
山本直樹君。
(
山本直樹君登壇、拍手)
◯
山本直樹君 議長を辞任するに当たり、一言ごあいさつを申し上げます。
昨年五月二日の臨時会におきまして、議員各位の御推挙をいただき第八十三代議長に就任して以来、一年間、本当に充実した時間を過ごさせていただきました。それと同時に、何物にもかえがたい貴重な経験をさせていただきました。
議長在任中、いろいろな出来事がありましたが、特に印象に残っていますのは、議員立法による香川県がん対策推進条例と香川県歯と口腔の健康づくり推進条例の制定であります。
改めて申すまでもなく、地方自治実現には、自己決定、自己責任、自己負担が不可欠であります。まだまだ不十分ではありますが、この議員条例制定は地方分権に向けての大きな一歩ではないかと感じております。今後も議会として政策立案機能の強化を図り、県民の皆様の立場に立った条例を制定していくことが一層重要になるものと思っております。
また、南米のアルゼンチン県人会及び北伯香川県人会の記念式典に参加させていただき、外地で活躍されている本県出身の多数の方々と交流を深めてまいりました。日系人の方が自分たちのルーツである日本に対し強い信頼を有するとともに、私たちがともすれば忘れがちな日本人であることに対して強い誇りを持っていることに感銘を受けたところであります。
欧州の財政・金融危機、歴史的な円高、東日本大震災からの復興、福島第一原子力発電所の事故による電力不足や放射能汚染など、国内、国外を問わず大変厳しい局面が続いておりますが、この経験を生かし、これからも一議員として県勢の発展に全力を尽くしてまいる所存であります。
この一年間大変お世話になりました。深く感謝申し上げます。
議員の皆様、知事を初め理事者の皆様、報道関係の皆様、そして何よりも県民の皆様の温かい御支援、御指導に対しまして心からお礼申し上げまして、まことに簡単ではありますが退任に当たりましてのごあいさつといたします。
本当にありがとうございました。(拍手、降壇)
◯副議長(水本勝規君)ただいま議長が欠員となりました。
お諮りいたします。
この際、議長選挙の件を日程に追加し、直ちに選挙を行いたいと存じますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◯副議長(水本勝規君)御異議なしと認めます。
よって、この際、議長選挙の件を日程に追加し、直ちに選挙を行います。
議場の閉鎖を命じます。
(議場閉鎖)
◯副議長(水本勝規君)ただいまの出席議員は、四十一名であります。
投票用紙を配布させます。
(投票用紙配布)
◯副議長(水本勝規君)投票用紙の配布漏れはありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◯副議長(水本勝規君)配布漏れなしと認めます。
投票箱を改めさせます。
(投票箱点検)
◯副議長(水本勝規君)異状なしと認めます。
念のために申し上げます。
投票は、単記無記名であります。
投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、先例の順に投票願います。
(投票)
◯副議長(水本勝規君)投票漏れはありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◯副議長(水本勝規君)投票漏れなしと認めます。
投票を終了いたします。
投票箱を閉鎖いたします。
(投票箱閉鎖)
◯副議長(水本勝規君)立会人を指名いたします。
立会人は、
会議規則第三十二条第二項の規定により、山本悟史君、森 裕行君、新田耕造君の三名を指名いたします。
立会人は、直ちに演壇のところへおいでを願います。
(立会人参集)
◯副議長(水本勝規君)開票いたします。
(開票)
◯副議長(水本勝規君)選挙の結果を報告いたします。
出席議員四十一名、投票総数四十一票、有効投票四十一票、無効投票なし。有効投票中、平木 享君二十九票、砂川 保君五票、都築信行君二票、樫 昭二君二票、村上 豊君二票、梶 正治君一票、以上のとおりであります。
この選挙の法定得票数は、十一票であります。
よって、平木 享君が議長に当選されました。
議場の閉鎖を解きます。
(議場開鎖)
◯副議長(水本勝規君)ただいま議長に当選されました平木 享君が議場におられますので、本職から、
会議規則第三十四条第二項の規定による告知をいたします。
ただいま議長に当選されました平木 享君のごあいさつがあります。
平木 享君。
(平木 享君登壇、拍手)
◯平木 享君 議員の皆さん、ただいまは皆さんの御推挙をいただきまして、伝統ある香川県議会の第八十四代議長に就任することとなりました。心からうれしく光栄に思っております。と同時に、この任の重さに身引き締まる思いであります。
さて、今、香川県政を取り巻く環境、風は非常に厳しいものがあります。少子高齢化社会の中で、人口減少、また、社会負担の増大、南海地震等への危機、さらには医師不足等による地方医療の崩壊、また、若者の都会への流出等、地方公共交通の弱体化など、地方復権のための対策が早急に望まれており、山積しております。
しかし、朝の来ない夜はない、厳しい冬の後は必ず春が参ります。今こそ郷土香川の春到来、また、真の独立を目指して、議員の皆様、また、知事を初め理事者の皆さん、報道関係者の皆さん、何よりも香川県民の皆さんと一緒になって力を合わせて新生香川県づくりをするときであると思います。
私自身、皆様の御指導をいただきながら、陽明学の精神である知行合一の心でもって議長という大役を務めていきたいと念じております。
皆様の御指導をいただくことを心からお願いいたしまして、議長就任のごあいさつといたします。ありがとうございました。(拍手、降壇)
◯副議長(水本勝規君)平木議長、議長席へお着きを願います。
(副議長退席、議長着席)
─────────────────────────────
◯議長(平木 享君)次に、日程第六、副
議長辞職の件を議題といたします。
地方自治法第百十七条の規定により、水本勝規君を除斥いたします。
(水本勝規君退場)
◯議長(平木 享君)職員に辞職願を朗読させます。
(職員朗読)
平成24年5月2日
香川県議会議長 山 本 直 樹 殿
香川県議会副議長 水 本 勝 規
辞 職 願
今般、一身上の都合により副議長を辞職したいから、許可されるよう願い
出ます。
─────────────────────────────
◯議長(平木 享君)お諮りいたします。
水本勝規君の副議長の辞職を許可することに賛成の諸君の御起立を求めます。
(賛成者起立)
◯議長(平木 享君)起立多数、よって、水本勝規君の副議長の辞職を許可することに決しました。
水本勝規君の除斥を解きます。
(水本勝規君入場)
◯議長(平木 享君)この際、前副
議長水本勝規君のごあいさつがあります。
水本勝規君。
(水本勝規君登壇、拍手)
◯水本勝規君 副議長退任に当たりまして、一言お礼のごあいさつを申し上げます。
昨年の五月、議員皆様方の御推挙により副議長に就任して以来、山本議長を補佐し、県議会の円滑な運営に誠心誠意努めてまいりました。あっという間の一年ではございますが、この間、よき議長の御指導のもと、議員皆様方はもとより、知事を初め理事者の皆さん、そして報道関係の皆さんには格別温かいお力添えをいただき、おかげをもちまして職責を全うすることができたのではないでしょうか。改めて心から感謝を申し上げます。
今後とも一議員として県勢発展のため一生懸命頑張ってまいりたいと考えておりますので、今後とも御指導賜りますよう心からお願いを申し上げまして、退任のごあいさつといたします。ありがとうございました。(拍手、降壇)
◯議長(平木 享君)ただいま副議長が欠員となりました。
お諮りいたします。
この際、副議長選挙の件を日程に追加し、直ちに選挙を行いたいと存じますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(平木 享君)御異議なしと認めます。
よって、この際、副議長選挙の件を日程に追加し、直ちに選挙を行います。
議場の閉鎖を命じます。
(議場閉鎖)
◯議長(平木 享君)ただいまの出席議員は、四十一名であります。
投票用紙を配布させます。
(投票用紙配布)
◯議長(平木 享君)投票用紙の配布漏れはありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(平木 享君)配布漏れなしと認めます。
投票箱を改めさせます。
(投票箱点検)
◯議長(平木 享君)異状なしと認めます。
念のために申し上げます。
投票は、単記無記名であります。
投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、先例の順に投票願います。
(投票)
◯議長(平木 享君)投票漏れはありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(平木 享君)投票漏れなしと認めます。
投票を終了いたします。
投票箱を閉鎖いたします。
(投票箱閉鎖)
◯議長(平木 享君)立会人を指名いたします。
立会人は、
会議規則第三十二条第二項の規定により、山本悟史君、森 裕行君、新田耕造君の三名を指名いたします。
立会人は、直ちに演壇のところへおいでを願います。
(立会人参集)
◯議長(平木 享君)開票いたします。
(開票)
◯議長(平木 享君)選挙の結果を報告いたします。
出席議員四十一名、投票総数四十一票、有効投票四十一票、無効投票なし。有効投票中、宮本欣貞君二十九票、高田良徳君五票、広瀬良隆君二票、白川容子さん二票、山本悟史君二票、梶 正治君一票、以上のとおりであります。
この選挙の法定得票数は、十一票であります。
よって、宮本欣貞君が副議長に当選されました。
議場の閉鎖を解きます。
(議場開鎖)
◯議長(平木 享君)ただいま副議長に当選されました宮本欣貞君が議場におられますので、本職から、
会議規則第三十四条第二項の規定による告知をいたします。
ただいま副議長に当選されました宮本欣貞君のごあいさつがあります。
宮本欣貞君。
(
宮本欣貞君登壇、拍手)
◯宮本欣貞君 ただいま議員各位の御推挙により香川県議会副議長を拝命しました宮本欣貞でございます。本当に光栄でございまして、感無量でございます。
また、副議長という職責は大変重いことも存じ上げております。これからしっかり職責を全うしたいと、このように思っております。
もとより微力ではございますが、平木議長を補佐し、県議会の円滑な運営、しっかり頑張らせていただきたいと、このように思います。
そしてまた、県政の重要課題、平木議長とともにしっかり前を向いて取り組んでいきたいと、このように決意を申し上げる次第であります。
議員各位の皆様、そして浜田知事以下理事者の皆様、そして報道関係の皆様、また、県民の皆様に御指導、御鞭撻をよろしくお願いし、副議長をしっかり全うできるよう真摯に頑張ってまいります。
本日は、どうもありがとうございました。(拍手、降壇)
─────────────────────────────
◯議長(平木 享君)次に、日程第七、
議会運営委員会委員及び同
正副委員長選任の件を議題といたします。
まず、委員の選任を行います。
職員に指名案を配布させます。
(指名案配布)
議会運営委員会委員指名案
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 委 員 ┃
┠───────┬───────┬───────┬───────┨
┃佐 伯 明 浩│新 田 耕 造│花 崎 光 弘│五所野尾 恭一┃
┠───────┼───────┼───────┼───────┨
┃宮 本 欣 貞│水 本 勝 規│三 野 康 祐│ ┃
┗━━━━━━━┷━━━━━━━┷━━━━━━━┷━━━━━━━┛
議会運営委員会
正副委員長指名案
┏━━━━━━━━━━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 委 員 長 │ 副 委 員 長 ┃
┠───────────────┼───────────────┨
┃ 水 本 勝 規 │ 五所野尾 恭一 ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━┛
常任委員会委員指名案
┏━━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃委 員 会 名│ 委 員 ┃
┠───────┼───────┬───────┬───────┬───────┨
┃ │氏 家 孝 志│佐 伯 明 浩│有 福 哲 二│花 崎 光 弘┃
┃
総務委員会 ├───────┼───────┼───────┼───────┨
┃ │黒 島 啓│辻 村 修│平 木 享│鎌 田 守 恭┃
┃ (十一名)├───────┼───────┼───────┼───────┨
┃ │高 田 良 徳│砂 川 保│都 築 信 行│ ┃
┠───────┼───────┼───────┼───────┼───────┨
┃ │山 下 昭 史│谷 久 浩 一│高 城 宗 幸│十 河 直┃
┃
環境建設委員会├───────┼───────┼───────┼───────┨
┃ │五所野尾 恭一│山 本 直 樹│綾 田 福 雄│竹 本 敏 信┃
┃ (十名)├───────┼───────┼───────┼───────┨
┃ │山 本 悟 史│梶 正 治│ │ ┃
┠───────┼───────┼───────┼───────┼───────┨
┃ │高 木 英 一│松 原 哲 也│大 山 一 郎│山 田 正 芳┃
┃文教厚生委員会├───────┼───────┼───────┼───────┨
┃ │石 川 豊│水 本 勝 規│尾 崎 道 広│森 裕 行┃
┃ (十名)├───────┼───────┼───────┼───────┨
┃ │広 瀬 良 隆│樫 昭 二│ │ ┃
┠───────┼───────┼───────┼───────┼───────┨
┃ │松 本 公 継│新 田 耕 造│西 川 昭 吾│斉 藤 勝 範┃
┃経済委員会 ├───────┼───────┼───────┼───────┨
┃ │香 川 芳 文│宮 本 欣 貞│白 井 昌 幸│三 野 康 祐┃
┃ (十名)├───────┼───────┼───────┼───────┨
┃ │白 川 容 子│村 上 豊│ │ ┃
┗━━━━━━━┷━━━━━━━┷━━━━━━━┷━━━━━━━┷━━━━━━━┛
常任委員会
正副委員長指名案
┏━━━━━━━━━┯━━━━━━━━━┯━━━━━━━━━┓
┃ 委 員 会 名 │ 委 員 長 │ 副 委 員 長 ┃
┠─────────┼─────────┼─────────┨
┃
総務委員会 │ 辻 村 修 │ 有 福 哲 二 ┃
┠─────────┼─────────┼─────────┨
┃
環境建設委員会 │ 高 城 宗 幸 │ 谷 久 浩 一 ┃
┠─────────┼─────────┼─────────┨
┃ 文教厚生委員会 │ 山 田 正 芳 │ 松 原 哲 也 ┃
┠─────────┼─────────┼─────────┨
┃ 経済委員会 │ 斉 藤 勝 範 │ 松 本 公 継 ┃
┗━━━━━━━━━┷━━━━━━━━━┷━━━━━━━━━┛
─────────────────────────────
◯議長(平木 享君)お諮りいたします。
委員の選任については、委員会条例第八条第一項の規定により、お手元に配布の指名案のとおり指名いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(平木 享君)御異議なしと認め、指名案のとおり指名いたします。
─────────────────────────────
◯議長(平木 享君)次に、
正副委員長の選任を行います。
正副委員長の選任については、委員会条例第十条第二項の規定により、お手元に配布の指名案のとおり指名することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(平木 享君)御異議なしと認め、指名案のとおり指名いたします。
─────────────────────────────
◯議長(平木 享君)次に、日程第八、
常任委員会委員及び同
正副委員長選任の件を議題といたします。
まず、委員の選任を行います。
お諮りいたします。
委員の選任については、委員会条例第八条第一項の規定により、お手元に配布の指名案のとおり指名いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(平木 享君)御異議なしと認め、指名案のとおり指名いたします。
─────────────────────────────
◯議長(平木 享君)次に、
正副委員長の選任を行います。
正副委員長の選任については、委員会条例第十条第二項の規定により、お手元に配布の指名案のとおり指名することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(平木 享君)御異議なしと認め、指名案のとおり指名いたします。
─────────────────────────────
◯議長(平木 享君)次に、日程第九、
特別委員会委員及び同
正副委員長辞任の件を議題といたします。
本日付をもって、
特別委員会委員及び同
正副委員長全員から、辞任願が提出されております。
お諮りいたします。
辞任願のとおり、それぞれの辞任を許可することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(平木 享君)御異議なしと認め、辞任願のとおり、それぞれの辞任を許可することに決しました。
─────────────────────────────
◯議長(平木 享君)ただいまの辞任許可に伴い、
特別委員会委員及び同
正副委員長の選任が必要となりました。
お諮りいたします。
この際、
特別委員会委員及び同
正副委員長選任の件を日程に追加し、直ちに議題といたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(平木 享君)御異議なしと認め、
特別委員会委員及び同
正副委員長選任の件を日程に追加し、直ちに議題といたします。
まず、委員の選任を行います。
職員に指名案を配布させます。
(指名案配布)
特別委員会委員指名案
┏━━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃委 員 会 名│ 委 員 ┃
┠───────┼───────┬───────┬───────┬───────┨
┃ │山 下 昭 史│谷 久 浩 一│新 田 耕 造│大 山 一 郎┃
┃行財政改革 ├───────┼───────┼───────┼───────┨
┃推 進 │高 城 宗 幸│十 河 直│山 田 正 芳│水 本 勝 規┃
┃特別委員会 ├───────┼───────┼───────┼───────┨
┃ │鎌 田 守 恭│尾 崎 道 広│竹 本 敏 信│砂 川 保┃
┃ (十四名)├───────┼───────┼───────┼───────┨
┃ │白 川 容 子│梶 正 治│ │ ┃
┠───────┼───────┼───────┼───────┼───────┨
┃ │松 本 公 継│氏 家 孝 志│西 川 昭 吾│斉 藤 勝 範┃
┃総合防災対策 ├───────┼───────┼───────┼───────┨
┃ │花 崎 光 弘│黒 島 啓│石 川 豊│平 木 享┃
┃特別委員会 ├───────┼───────┼───────┼───────┨
┃ │山 本 直 樹│綾 田 福 雄│三 野 康 祐│広 瀬 良 隆┃
┃ (十四名)├───────┼───────┼───────┼───────┨
┃ │樫 昭 二│村 上 豊│ │ ┃
┠───────┼───────┼───────┼───────┼───────┨
┃ │高 木 英 一│松 原 哲 也│佐 伯 明 浩│有 福 哲 二┃
┃公共交通・ ├───────┼───────┼───────┼───────┨
┃地域再生 │香 川 芳 文│五所野尾 恭一│辻 村 修│宮 本 欣 貞┃
┃特別委員会 ├───────┼───────┼───────┼───────┨
┃ │白 井 昌 幸│森 裕 行│高 田 良 徳│都 築 信 行┃
┃ (十三名)├───────┼───────┼───────┼───────┨
┃ │山 本 悟 史│ │ │ ┃
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特別委員会
正副委員長指名案
┏━━━━━━━━━━━━━━━━┯━━━━━━━┯━━━━━━━┓
┃ 委 員 会 名 │ 委 員 長 │副 委 員 長┃
┠────────────────┼───────┼───────┨
┃
行財政改革推進特別委員会 │大 山 一 郎│山 下 昭 史┃
┠────────────────┼───────┼───────┨
┃総合防災対策特別委員会 │西 川 昭 吾│氏 家 孝 志┃
┠────────────────┼───────┼───────┨
┃公共交通・
地域再生特別委員会 │高 田 良 徳│高 木 英 一┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━┷━━━━━━━┷━━━━━━━┛
─────────────────────────────
◯議長(平木 享君)お諮りいたします。
委員の選任については、委員会条例第八条第一項の規定により、お手元に配布の指名案のとおり指名いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(平木 享君)御異議なしと認め、指名案のとおり指名いたします。
─────────────────────────────
◯議長(平木 享君)次に、
正副委員長の選任を行います。
正副委員長の選任については、委員会条例第十条第二項の規定により、お手元に配布の指名案のとおり指名することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(平木 享君)御異議なしと認め、指名案のとおり指名いたします。
暫時休憩いたします。
午後零時四十三分休憩
午後二時 六分開議
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出 席 議 員
山 本 直 樹 君 水 本 勝 規 君
山 下 昭 史 君 松 本 公 継 君
高 木 英 一 君 広 瀬 良 隆 君
白 川 容 子 君 山 本 悟 史 君
梶 正 治 君 森 裕 行 君
新 田 耕 造 君 佐 伯 明 浩 君
谷 久 浩 一 君 松 原 哲 也 君
氏 家 孝 志 君 都 築 信 行 君
樫 昭 二 君 村 上 豊 君
竹 本 敏 信 君 三 野 康 祐 君
十 河 直 君 香 川 芳 文 君
高 城 宗 幸 君 花 崎 光 弘 君
斉 藤 勝 範 君 西 川 昭 吾 君
大 山 一 郎 君 有 福 哲 二 君
砂 川 保 君 高 田 良 徳 君
綾 田 福 雄 君 白 井 昌 幸 君
尾 崎 道 広 君 鎌 田 守 恭 君
平 木 享 君 宮 本 欣 貞 君
辻 村 修 君 黒 島 啓 君
五所野尾 恭 一 君 山 田 正 芳 君
石 川 豊 君
欠 席 議 員
な し
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地方自治法第百二十一条による出席者
知 事 浜 田 恵 造 君
副 知 事 天 雲 俊 夫 君
病院事業管理者 小 出 典 男 君
政 策 部 長 西 原 義 一 君
総 務 部 長 荒 井 陽 一 君
環境森林部長 工 代 祐 司 君
健康福祉部長 川 部 英 則 君
商工労働部長 大 津 佳 裕 君
農政水産部長 川 池 秀 文 君
土 木 部 長 細 谷 芳 照 君
知事公室長 榎 本 典 昭 君
危機管理総局長 伊勢野 正 憲 君
観光交流局長 岡 輝 人 君
水 道 局 長 丹 睦 宏 君
会計管理者 西 村 隆 史 君
病 院 局 長 泉 川 雅 俊 君
教育委員会 藤 村 育 雄 君
委 員 長
教 育 長 細 松 英 正 君
公安委員会委員 川 東 祥 次 君
警察本部長 藤 本 隆 史 君
代表監査委員 仲 山 省 三 君
監 査 委 員 高 徳 敏 弘 君
事 務 局 長
人事委員会 桑 城 秀 樹 君
委 員 長
人事委員会 高 畠 正 博 君
事 務 局 長
労働委員会 野 崎 孝 三 君
事 務 局 長
政策部次長 羽 白 淳 君
─────────────────────────────
◯議長(平木 享君)再開いたします。
この際、諸般の報告をいたします。
職員に朗読させます。
(職員朗読)
諸般の報告
一、各
常任委員長及び議会運営委員長から、
会議規則第九十三条の規定に基づ
く閉会中継続調査申出書を受理いたしました。
◯議長(平木 享君)以上で諸般の報告を終わります。
─────────────────────────────
◯議長(平木 享君)日程第十、議案第一号、
専決処分事項の承認についてを議題といたします。
知事の提案理由の説明を求めます。
浜田知事。
(
知事浜田恵造君登壇)
◯知事(浜田恵造君)ただいま上程された議案について、その要旨を御説明いたします。
第一号議案は、二月県議会定例会後に、平成二十四年度の税制改正により、不動産取得税の税率引き下げ措置の延長等を内容とする地方税法の一部改正が行われたことに伴い、香川県税条例の一部改正について専決処分をしましたので、議会の承認を得ようとするものであります。
議員の皆様方におかれましては、御審議の上、よろしく御議決賜りますようお願いいたしまして、説明を終わります。(降壇)
◯議長(平木 享君)以上で提案理由の説明を終わります。
─────────────────────────────
◯議長(平木 享君)お諮りいたします。
ただいま説明のありました議案については、委員会付託を省略いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(平木 享君)御異議なしと認め、委員会付託を省略いたします。
─────────────────────────────
◯議長(平木 享君)これより議案の採決に入ります。
議案第一号を議題といたします。
本案については、討論の通告がありませんので、直ちに起立により採決いたします。
議案第一号を、承認することに賛成の諸君の御起立を求めます。
(賛成者起立)
◯議長(平木 享君)起立全員、よって本案は、承認することに決しました。
─────────────────────────────
◯議長(平木 享君)次に、閉会中
継続調査事件を議題といたします。
各
常任委員長及び議会運営委員長から、
会議規則第九十三条の規定により、お手元に配布の申出書のとおり、閉会中継続調査の申し出があります。
お諮りいたします。
この際、各委員長の報告は、これを省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(平木 享君)御異議なしと認め、さよう決します。
お諮りいたします。
各
常任委員長及び議会運営委員長から申し出のとおり、閉会中継続調査に付したいと存じますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(平木 享君)御異議なしと認め、さよう決します。
─────────────────────────────
◯議長(平木 享君)次に、日程第十一、議員派遣の件を議題といたします。
お諮りいたします。
私、平木 享外一名を、お手元に配布のとおり、議員派遣することに賛成の諸君の御起立を求めます。
(賛成者起立)
◯議長(平木 享君)起立多数、よって本件については、議員派遣することに決しました。
─────────────────────────────
◯議長(平木 享君)お諮りいたします。
この際、議席の一部変更の件を日程に追加し、議題といたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(平木 享君)御異議なしと認め、日程に追加し、議題といたします。
変更議席表を職員に配布させます。
(一部
変更議席表配布)
┌──────┐
│石川 豊 │
┌──────┐┌──────┐┌──────┐├──────┤
│森 裕行
││三野康祐 ││高田良徳 ││山田正芳 │
├──────┤├──────┤├──────┤├──────┤
│梶 正治
││竹本敏信 ││砂川
保 ││五
所野尾恭一│
├──────┤├──────┤├──────┤├──────┤
│山本悟史 ││村上 豊
││有福哲二 ││黒島 啓 │
└──────┘└──────┘└──────┘└──────┘
┌──────┐┌──────┐┌──────┐┌──────┐
│白川容子 ││樫 昭二
││大山一郎 ││辻村 修 │
├──────┤├──────┤├──────┤├──────┤
│広瀬良隆 ││都築信行 ││西川昭吾 │
│水本勝規 │
├──────┤├──────┤├──────┤├──────┤
│高木英一 ││氏家孝志 ││斉藤勝範 │
│山本直樹 │
├──────┤├──────┤├──────┤├──────┤
│松本公継 ││松原哲也 ││花崎光弘 ││鎌田守恭 │
└──────┘└──────┘└──────┘└──────┘
┌──────┐┌──────┐┌──────┐┌──────┐
│山下昭史 ││谷久浩一 ││高城宗幸 ││尾崎道広 │
├──────┤├──────┤├──────┤├──────┤
│宮本欣貞
││佐伯明浩 ││香川芳文 ││白井昌幸 │
├──────┤├──────┤├──────┤├──────┤
│平木 享
││新田耕造 ││十河 直
││綾田福雄 │
└──────┘└──────┘└──────┘└──────┘
─────────────────────────────
◯議長(平木 享君)議席の一部を、お手元に配布の一部
変更議席表のとおり変更いたします。
─────────────────────────────
◯議長(平木 享君)以上で全日程を終了いたしましたので、議事を閉じます。
これをもって、
今期臨時会を閉会いたします。
午後二時十一分閉議・閉会
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